「ビッグベイトで釣りしているけど、自分の使っているラインの太さってあってるのかな?」
「これからビッグベイトを始めたいけど、どのサイズのラインを選べば良いか分からない。。。」
ビッグベイトを扱おうとする人なら必ず悩むポイントだと思います。
僕も結構悩んでラインのサイズを色々と変えてみましたが、結局のところメーカーの推奨ラインを参考にするのが一番安心でした。
やはりルアーの設計に関わった人の意見は大事!無視できるものではありません。
もう二度とビッグベイト用のラインの太さで悩むことがないように、有名ルアーごとの推奨ラインの太さをまとめてみました!!
contents
メーカーの「推奨ライン太さ」から見る「ビッグベイト」の最適ライン
ビッグベイトを扱うときにラインの太さをどうすれば良いのか?
結論は簡単!素直にメーカーの推奨サイズを試してみる!それが最適解、解決への近道!
結局のところ、有名アングラーや有名YouTuberがなんと言おうと、ラインの使用感は自分で使ってみないとわかりません。
そんなときに頼りになるのは、やはり「ルアーをデザインした人の推奨するライン」です。
今回はメーカーやルアーの設計者が推奨しているラインの太さに着目して、どのサイズのルアーにどのくらいの太さのラインを使用するべきなのかをまとめました!
ラインの太さよりもおすすめのラインを知りたい!という人は関連記事をご覧ください。
ビッグベイトのサイズごとの推奨ライン(lb)
- 1ozクラス・・・14lb〜
- 2ozクラス・・・14lb〜
- 3ozクラス・・・20lb〜
先に調査結果を書きます。このようになりました。
1ozと2ozクラスでは14ポンドを使用しているアングラーがいて、3ozでも20ポンドのラインを使用しているプロもいたりして「投げ切れしないの???」というのが素直な感想です。
上記に記載してあるポンド数はあくまで目安なので、ラインブレイクの心配がある人は太めのラインを選ぶようにすると、トラブルなくキャストできると思います。
ガンクラフト『ジョインテッドクロー178(2oz )』の場合の推奨ラインサイズは??
ビッグベイトといえば、ジョイクロ!そう言っても過言ではないくらい、ジョイクロは人気のあるルアーですよね!
ジョインテッドクローを販売しているガンクラフトではどの程度の太さのラインを推奨しているのでしょうか?
ジョイクロの最適ラインを探すべく、公式サイトやガンクラフトが発信しているYouTube動画など、いくつもチェックしてみたものの、ガンクラフトからは推奨のラインサイズは発表されていないようでした。
おそらく自由にラインを選択できるように敢えて表記していないのでしょう。
仕方がないので、ジョイクロ178と同じサイズのルアーの推奨ラインサイズを調べてみました。
DRT『タイニークラッシュ(2oz )』 は16〜25lb
DRTより販売されている超人気のビッグベイト 『タイニークラッシュ 』に注目してみました!
『タイニークラッシュ 』はジョイクロとほぼ同じ重量の2ozクラスのルアー。このルアーに推奨されているラインの太さを確認すれば、タイニークラッシュもジョイクロにもちょうど良いサイズのラインが見つかるはず!
タイニークラッシュのルアーのパッケージの裏を見てみると下記のような記述がありました。
パッケージの裏に「16〜25lb」と明確に推奨ラインが記載されています。
メーカーであるDRTからすれば、タイニークラッシュを投げるためには最低でも16lb以上のラインの太さを推奨しているようでした。
ELEMENS『ダヴィンチ 190(2oz )』は14lb〜
エレメンツより販売されている『ダヴィンチ190』についてもラインのサイズを検討するべく、メーカーが推奨するラインの太さを調べてみました。
『ダヴィンチ 190』は2ozクラスのルアーとなっており、タイニークラッシュやジョイクロと同程度の重量のルアとなっています。
このダヴィンチ190について、ELEMENTSチームアングラーの髙木氏の解説によれば20lb以上のラインを使うようにしているとのことでした。
また、同じくELEMENTSチームアングラーの甲斐晃平氏の解説によれば、「ラインの存在を消したいときは14lbくらいでも大丈夫」と発言しています。
このことから、ダヴィンチ190を扱うためには最低でも14lb以上のラインが必要ではないかと思われます。
RAIDJAPAN『ダッジ (1oz )』は14lb〜
では1ozクラスのルアーはどのくらいのラインを選べば良いのでしょうか?
1ozクラスのルアーを代表して、レイドジャパンのダッジを例にとって検証してみました。
レイドジャパンのカナモによる解説を見てみると、ラインについては以下のような解説がされています。
基本的にライントラブル少なく、それでいてきっちり動かそうとなると、ナイロンかフロロ、この辺を選んでもらって、ポンド数としては16lb。これを目安にもうちょっと飛距離を出したいとか、繊細にやりたい場合は14lbまで落としてもらっても良いんじゃないかな。
参考:RAID JAPAN Official Channelより
上記の解説にもある通り、ダッジを使用する際は少なくとも14lb以上のラインを使用することが推奨されていました!
ジャッカル『ダウズスイマー( 3.6oz )』は20lbが目安
2ozクラス、1ozクラスの推奨ラインを見てきたので、ついでに3oz以上のルアーについても調べてみました。
調べたのはジャッカルの人気ビッグベイト『ダウズスイマー(3.6oz)』です!
公式サイトには具体的な推奨ラインは解説されていませんでしたが、ジャッカルの動画を見ると秦拓馬プロは20lbのラインを使用してダウズスイマーをキャストしています。
3.6oz(約100g)という重さに対しては、個人的には20ポンドでも細いように感じてしまいますが、いたって普通にキャストしているようなので、こまめにラインをチェックできるなら問題はなさそうです。
まとめ:2ozクラスは16〜20lbが目安
ビッグベイトに使用するラインのサイズを調べてみた結果、ラインの太さの目安は以下のようになりました。
- 1ozクラス・・・14lb〜
- 2ozクラス・・・16lb〜
- 3ozクラス・・・20lb〜
ルアーの解説者によって若干の差はあるものの、ビッグベイトを使用するにあたっては16lb以上あれば2ozクラスのルアーが問題なく扱えるようです。
確かに自分自身で16lb以上のラインを使ってビッグベイトを使用していましたが、16lbのラインで投げ切れなどは起こったことがありませんでした。
釣りのスタイルによってラインサイズを変更して使おう
しかし、16lbというのはあくまでも目安なので、自分のやりたい釣りのスタイルに合わせてラインのサイズを変更するようにしましょう!
ラインの存在感を少なくしたい場合や飛距離を出したいときには、目安よりも細いライン。
ワイルドな強気の釣りをしたい場合には太めのライン。
自分のスタイルを見極めて釣りをしてみると楽しいかもしれません。
とりあえず、ビッグベイトを使いたいのにどのラインのサイズを選べばいいか分からない場合は、太めの20ポンドを選んでおくとトラブルなく釣りができるはずです。