正直、オレ、ビッグベイトだけでもバンバン釣っていける気がするんだよね…
そんなビッグベイト縛りを志しているアングラー、ビッグベイト が好きな人向けの記事です。
僕は2020年の間は絶対にビッグベイト(1oz以上のルアーと定義して)以外は使わない!と心に決めて釣りをしてきました。春に野池の氷が溶け、冬の凍結の時期がくるまでビッグベイトオンリーの釣りを貫き通してみたのです。
ビッグベイト 縛り中はなんどもスモールプラグにチェンジする誘惑に駆られましたが、見事最後までビッグベイト で縛り通せたことについては、素直に自分を褒めてあげたい。
気になるのは釣果!
2020年、ビッグベイト縛りを敢行した結果!釣果はなんと3匹!
な、なんということでしょう、こんな残酷な結末があっていいのでしょうか。。。
1日の釣果が3匹なのではなく、一年間の釣果が3匹となってしまったのです。
ひゅうじ
3回しかバスを手にしていない事実がつらい…。。。
今回は2020年のバス釣りをビッグベイトオンリーにしてみた感想をしたためていきます。
contents
2020年ビッグベイト縛りの釣りをしてみた結果…あまりにも残酷な結末に愕然
まずはじめに素直な感想としては「ビッグベイト 縛りは難しかった」です。
昨年まではいろんなサイズのプラグをローテーションしたりして、ヒットさせたりできたものの、ビッグベイト 縛りとなると格段に難易度が上がったのを感じました。
なんというか、ビッグベイトでの釣りは「まぐれでは釣れない感」が強いんですよね。
しっかりとバスの本能のスイッチを入れることができないと、厳しい。自分の釣りテクの非力さをまざまざと感じされられた一年でした。
ひゅうじ
ビッグベイトで釣りまくっている人はマジすごいです、ホントに。
さすがに今の僕には、1年間もビッグベイト縛りをするというのは無謀だったのかもしれません。
2020年のビッグベイト縛りで感じたことをつらつらと書いていきます。
やっぱり春は釣りやすい
なんだかんだで春は食欲旺盛なバスが多いせいか釣りやすいなぁって感じます。
スポーニングでネストについているバスを釣っているとかではないんですが、ギルを追ってるバスも多かったり、ルアーのアクションに強く反応するバスも春は多かったです。
腹ぺこバスがウロウロしている春はビッグベイト的に大チャンスだと思うので、ビッグベイトデビューしたい人は春からチャレンジするのがいいかもしれません。
なんだかんだでマッチザベイト!
春はビッグベイトで釣りやすいとはいえ、結局のところ「マッジザベイト」という考え方には敵わない気がします。
ギルが多くいる野池ではギル系のビッグベイトが効果的だったし、小魚が多い場所ではミノー系のビッグベイト にも良い感じに反応してくれました。
逆にそのフィールドにいないシルエットのビッグベイトを投げると、ルアーについては来るものの「なんだこいつ、こんなのいたっけ?」ってな感じで不思議そうな顔してついてくるくらいで、釣れない場合が多かったです。
野池だとすぐに学習されてしまう
野池とか、小さいフィールド限定のことかもしれませんが、バスは結構学習能力が高いのかもって思います。
例えば、去年はダッジで爆釣だったのに、今年は全然釣れない。とか、ビッグクランクに反応が良かったのに、ある日を境に反応がなくなった。そんなことが頻繁にあるように感じます。
昔から感じていたことですが、バスたちも生き残るためにある程度コミュニケーションをとっていて、釣られたルアーについての情報交換をしていたりするのかもしれません。
キャスト数が多いと肩まわりの疲労がすごい
僕は1oz以上のルアーをビッグベイトと定義し、ビッグベイトオンリーの釣りを1年間やり通しましたが、ビッグベイトを使った釣りはめちゃ疲れます。
ルアーも重ければ、タックルも重いので、キャストするたびに疲労が蓄積していくんです。
慣れるまでは疲労感が半端じゃなくて、釣りから帰ってくるとすぐ眠くなって、いつも家に帰ったらグーグーと寝ていました。
連続アクションは手に負担が大きすぎ
僕のビッグベイトタックルは約500gくらいの重さがあり、ロッドが9.6フィートあるものを使っていたので、アクションをかけるのがめちゃんこ辛かったです。
大型のジャークベイトを使ったときも、ジャーキングしたいのにあまりの重さに手首が悲鳴をあげたり、ロッドをサッと動かした瞬間に手首と肘の間に電流が走ったりすることがありました。
ビッグベイトを使った釣りではアクションは基本的にリーリングでやらないと、いつか身体を壊すかもしれません。そしてロッドも長くない方がいいです。
着水音が大きいと周りの目が気になる
ビッグベイト はどうしても着水音が大きくなりがちなので、フィールドに人が多い場合には着水音がすごく気になります。
やはり着水音が大きいと迷惑に感じる人もいると思うので、人が密集しがちなポイントでは投げれないことがありました。
ビッグベイトしか選択肢のない自分としては「投げたいんだけど、人の目が気になって投げれない」って場面が意外と多くあったように思います。
キャスト精度があがる
ビッグベイトをキャストし続けるとマジでキャスト精度が向上します!
なぜならビッグベイトは一個一個の価格が高い!すなわち、ロストすると精神的ダメージがパンパじゃありません。もしロストしてしまった場合には、会心の一撃が入るでしょう。
2019年はそこそこの頻度でルアーをロストしてしまったりしていましたが、2020年はなんとゼロロスト!ノーダメージ、全員生還の快挙を成し遂げました!!
ルアーが高額である
なんやかんやでビッグベイトは高いです。
普通のルアーでも2000円前後の価格なので、「高いなぁ」と思うところですが、ビッグベイトだと平気で5000円とか10000円くらいのルアーがあるので、お小遣いなんて瞬間的になくなります。
多分高校生とかだったらこんなに高いルアーたちを買うことはできなかったと思います。ちゃんと大人になれてよかったと思いました。
専用タックルが必要
そして専用タックルを揃える必要があると言うところもまた、お金がかかるところ。
軽めのビッグベイトなら専用タックルでなくとも、使うことができますが、3oz以上のルアーになってくると流石に専用のタックルを揃えないとキツいです。フルキャストはもちろんできないし、投げる瞬間にロッドが折れそうになります。
専用タックルを揃えるには数万円かかるので、ビッグベイトゲームは大人にだけ許させた遊びなのかもしれません。
自分の技術力のなさに気づく
ビッグベイト縛りをしていて最も強く感じたこと、それは「自分の技術力のなさ」であります。
YouTubeとかTwitterなどのSNSを見ていると、結構簡単にビッグベイトでデカバスをゲットしてるように見えますよね。
しかし、自分で実際にビッグベイトを扱ってみると、全然釣れないんですよねー。
限られた場所で釣りをしているので、そんなに沢山釣れるものじゃないと思いつつも、それにしても釣れない。
しかしそれでも、釣っている人は釣っているので、単純に自分のテクニックのなさを痛感した一年になりました。
それでもビッグベイトは最高!他のルアーじゃ味わえない喜びがある!
いやしかし、年間の釣果が3匹というのはこれを書いている今も信じられないですね。
今までは小バスを含めて数十匹は釣っていて、年に何十回もバスを手に取していました。小バスでも釣れた時は嬉しいし、デカバスならすごく嬉しい。
でも、今年のビッグベイト縛りで手にしたバスはわずか3匹!
やはり年3匹しか釣れていないという事実は辛いですね。あまりにも辛い。。。
もっとバス達をこの手で持ち上げたかったと言うのが素直な感想です。
しかしそれでも、、、ビッグベイトはやめられません!ビッグベイトでしか味わえない「あの瞬間」があるからです!
ビッグベイトにしかない喜びがある
2020年の釣果が3匹という結果には寂しさも悔しさもあるものの、やはりビッグベイトの釣りは楽しいですね!
ビッグベイトの釣りはインパクトのあるヒットシーンばかり、ルアーに食いついてきた瞬間は頭の中が真っ白になるくらい衝撃的なアタリがあるんですよ!
今年釣った3匹のヒットシーンも全て覚えていますし、なんなら去年釣ったバスのヒットシーンも思い出せるくらいにビッグベイトでの釣りというのは楽しいものなんです。
ヒットすれば必ずデカいバスが釣れるというのは、本当にエキサイティングな釣りだと思いますし、ビッグベイトでの釣りはめちゃくちゃ楽しいです!
まだビッグベイトで釣りをしたことがないという人は本当に損していると思うので、是非ビッグベイトゲームにチャレンジしてみてください!