ビッグベイトには「ナイロン」と「フロロ」どっちのラインを使えばいいの?
僕の考え(2020ver.)ではビッグベイトは太いナイロンを買えば大丈夫です!
今のところ、最も快適にビッグベイトを楽しむことができるのはナイロンラインであると考えています。
ビッグベイトに使用するライン選びに迷っていたら、フロロでもPEでもなく、ナイロンラインを買うべき!
なぜビッグベイト にはナイロンラインなのかを解説していきます!
contents
ビッグベイトにはどのラインを使えばいい?オススメはナイロンライン!理由を解説!
ビッグベイトのライン選びには主に、ナイロンラインとフロロラインの二択を迫られる人が大半だと思います。
しかし、動画やブログなどでプロの使用ラインを参考にしようと見てみても、意外とみんなバラバラ。
「スポンサーの都合上、紹介せざるを得ないのかな?」と感じることだってあります
だけど、せっかくラインを選ぶなら、「メリットの多い方のライン」を使いたいじゃないですか!
僕の経験からはナイロンラインのほうが圧倒的にビッグベイトに向いていると思ったので、その理由を解説していきます!
フロロはビッグベイトには不要である!ナイロンをオススメする理由を徹底解説!
ビッグベイトを使い始めて2年が経過しますが、ビッグベイトにはもう二度とフロロは使わなくてもいいやって考えになったので、その理由を解説していきます!
しなやかで使いやすい
ナイロンはフロロに比べて柔らかいため、非常に使いやすいです。
スプールに巻いたラインのゴワゴワ感もなく、アクションを入れた時のラインのシャキシャキ感もありません。ラインの放出も非常に軽やかで、気持ちがいいところがナイロンラインのいいところ。
さらにナイロンラインはスプールで巻きグセがつきにくいのでライントラブルが少なくていい感じに使いやすいです。重いルアーでも気持ちよくスコーン!って飛んでいきます!
アクションをつけやすい
ナイロンはラインが柔らかく、比重も低いのでルアーにアクションをつけやすい気がします。
フロロはライン自体が硬めなので、アクションをつけるたびに「バイン!バイン!」って感じがあって操作感に馴染めなかったです。
あと、フロロラインはが沈みがちでライン自体が太いせいなのか、ルアーの左右へのダートが弱いように感じたことがあったので、それ以来はフロロを避けて使用しています。
バックラッシュ後のライントラブルが少ない
ナイロンラインはバックラッシュにも強いと感じています。
以前、フロロラインを使っていた時に軽いバックラッシュを起こしてしまい、すぐに直してキャストを再開したんですが、数キャストしたところで突然の投げ切れ。ルアーだけがスッ飛んでしまったことがあります。
その時によくよくラインを見てみると、フロロラインに折れた跡がついていて、折れた部分でラインが切れてしまっていたんです。
自分の経験ですが、ナイロンよりもフロロの方がラインの「折れ」とか「クセ」によるブレイクが多い気がするので、ビッグベイトの「投げ切れ」という大惨事を防ぐためにも僕はナイロンラインを多用しています。
フロロよりも飛距離が出る
ナイロンラインはフロロよりも、軽くて柔らかいため、気持ちよくキャストができるんです。つまり、硬くて太いフロロラインよりも飛距離が出るのです。
ビッグベイトはもともと空気抵抗の大きいルアーも多いので、少しでも飛距離を出したい時にはナイロンラインを使ったほうが飛距離を出すことができます。
特にジョイント系のビッグベイトは空気抵抗をモロに受けるので、少しでも飛距離を伸ばしたいならナイロンがいいはず!
根がかりが少ない
フロロに比べて、ナイロンラインはは根がかりが少ないように感じています。
フロロラインは比重が大きく沈みやすいため、少しラインを放置しておくと、沈んでいる枝や木に絡まったりして、根がかりしてしまう可能性が高くなるんです。
バックラッシュして直している間なんかはフロロラインは沈みきって、ボトムにある障害物に引っかかる可能性が非常に高い。実際にバックラッシュを直した後にルアーをロストしたことが多々あります。
対してナイロンラインは比重が大きくないので、ラインが沈みにくく、ボトムに着底するまでに時間がかかるので、ルアーのロストの可能性が減るというわけです。
ナイロンのデメリットはあるけど、実感できるほどのデメリットはない
しかし、ナイロンラインにはデメリットが多いと言われますよね。
よく言われるデメリットはこんな感じ。
- 伸びるから感度が悪い
- すぐ劣化しちゃう
ナイロンラインの「伸び」と「劣化」の問題はよく耳にすると思いますが、本当にナイロンラインだけのデメリットなのでしょうか?
伸びってそんなに気にならないし、むしろ伸びて欲しい!
フロロ派の兄弟とかからは「フロロは感度がいい、ナイロンは伸びる」ってよく言われたりしますけど、それを実感できるほどの違いを感じたことがないんですよね。
カバー打ちとかパンチングならともかく、ビッグベイトを多用する場面では「感度がいいからどうなの?」って思うことが多々あります。
感度どうこうよりは、バイトがあってから乗るかどうかの方が問題な気がするので、バイトを弾かれにくくするという意味でも、ナイロンラインの持つ「伸び」を利用してうまくフッキングしたいというところです。
それにビッグベイト用のロッドはハードやエクストラハードのものが多いので、ロッドの硬さをカバーするためにもラインには「伸び」が必要じゃないのかなって思ってます。
劣化は早いけど、どうせすぐに巻き替える
「ナイロンラインは吸水性もあるし、紫外線にも弱いし、ラインを巻き替える回数が多くてコスパ悪い!」
そんな話も耳にしたことがあると思います。確かにナイロンラインが劣化しやすいのは事実。ラインを交換しないで数ヶ月間使ってたらボロボロになっていたこともありました。
しかしですよ、劣化によるライン交換に関してはフロロラインもそこそこ劣化しやすいんですよね。
ボトムやカバーでの擦れキズ、バックラッシュによる折れグセなどはフロロラインにも大きなダメージを与えます。
つまり、ナイロンもフロロも結局はライン交換は定期的にしなきゃトラブルが起こるんです。
釣りをしている以上、どんな丈夫なラインだとしてもずっと無傷というわけにはいかないので、結局は交換しなきゃなりません。
ビッグベイトを扱う上で、どうせ定期的に交換するなら価格の安いナイロンラインの方がお得です。
まとめ:ビッグベイトにはナイロンで十分だ!
僕は2020年はビッグベイト縛りの釣りしています。ビッグベイト縛りの釣りをして数ヶ月経ちましたが、ナイロンラインで不便に感じたことはありません。むしろ「ナイロンラインで十分だな」って思っているところ。
ナイロンラインは劣化が早いという部分があるので、こまめにラインチェックをして、都度ラインの交換をしていけば、まずラインのトラブルは起きません。
もしも「ビッグベイトにはフロロとナイロンどっちを使えばいいの?!」という悩みに頭を抱えているなら、ナイロンラインを選んでおけば間違いありません。
ちなみに僕が使っているのはGT–Rウルトラですが、摩耗性も高く設計されているので、擦れ強度が気になる人にもオススメです。600mで買うと高コスパです!
しかし!ライン選びは用途次第!うまく使い分けよう!
しかしですよ、ラインの種類だけでビッグベイトに向いているかどうかを判断するのは難しいものがあります。
自分のしたい釣りがどんなものなのかによって選ぶべきラインの種類は変わるからです。
ビッグベイトでもボトムを攻めるようなルアーを多用するなら、ラインの沈むフロロラインの方が扱いやすいことだってあると思います。
例えトップウォーターだとしても、あえてフロロにするセッティングも見たことがあるので、結局は自分の動かしたいルアーを思い通りに動かせるラインを選ぶべきなんでしょう。
もし「ラインの特性とかよくわかんねぇ!」っていう場合は下記のサイトを参考にしてみてください。
ラインの特性が種類別に書いてあるのでウルトラ見やすいです。
つまらない結論に思いますが、事実は大体つまらないものが多いので、自分に合ったラインに巡り合えるように試行錯誤を繰り返しましょう!