レイドジャパンの『ダッジ』は「釣れる」って言うけど、なんでなの?本当に釣れるの?
人気ルアーであるハネモノビッグベイトであるレイドジャパンの『ダッジ』は「よく釣れる!」という噂を聞いたことがある人も多いかと思います。
僕もダッジが人気すぎて手に入らないときに「ダッジはめちゃくちゃ釣れるらしい」という噂を耳にしたことがあり、それを聞いて半信半疑だった頃もありました。
そして『ダッジ』を実際に手にして、実際のフィールドで試してみてわかりました。
「ダッジでよく釣れるって、嘘じゃなかったんだ…」と。
ダッジが何故釣れるルアーなのかを、数々の40UPを釣り上げた経験から解説していきます!
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【レイドジャパン】『ダッジ』が釣れる理由は音と動きの矛盾にあり!釣れる理由を解説!
レイドジャパンのダッジは2015年に発売されて以来、ずーっと高い人気を誇っています。
2021年になった現在は、ルアーを巡る激しい争奪戦は落ち着いたものの、入荷情報に注意しておかないと買い逃してしまうような状況です。
レイドジャパンの『ダッジ』は何故これほどの人気の高さを維持しているのでしょうか?
毎年変わるルアーカラー、イベント限定カラーの販売、デザインが良い、、、など色々と考えられることがありますが、基本的に「釣れるルアー」だからです!
釣れる理由は『静かだけど激しい動き』
ハネモノのビッグベイトをいろいろ使ったりしていますが、ダッジを初めて使った時に思ったのは『すごく静か』だということ。他のハネモノはしっかりクロールしつつ、「カチャカチャ」という金属音だったり、「パシャパシャ」という水切り音が聞こえたりしました。
が、ダッジは少し違います。
ダッジをリトリーブして聞こえたのは「チャプチャプ…、チャプチャプ…。」というめちゃくちゃ可愛らしい水切り音。
あまりにも可愛らしい水切り音に「実は泳いでないのかも」って思いましたが、ルアーを見たらこれでもかというくらいに「グリグリ」と泳いでいました。。。
そうなんです、ダッジはものすごく静かに泳ぎつつ、しっかりとしたルアーアクションを持つルアーだったのです。その矛盾がバスが口を使ってしまう理由になっていると考えています!
ひゅうじ
音は静かなのに、動きが激しい。そのギャップが釣れる秘密!
驚くほど静かに動く『超デッドスローアクション』!
ダッジは超低速のリトリーブ『超デッドスロー』でのアクションを得意としているルアーです。
この僅かなリトリーブスピードでもしっかりアクションしてくれる『超デッドスローアクション』がめちゃくちゃ釣れます!流れてるかどうかわからない川に浮かべてみても、羽がパタパタと動くんですよ!
ダッジの『超デッドスローアクション』でカバー周りをネチネチと攻めていると「バコッ!」とバイトされることを数多く経験しました。あのバイトされる瞬間、カバーから出てきたバスが勢いよくダッジに食いつく瞬間を見てしまうと、もうダッジなしの釣りは考えられなくなるくらい衝撃的です!
円形のボディが強いロールアクションを生み出す!
ダッジのお家芸である「超デッドスローアクション」はロールしやすい円形のボディ形状、比重の軽いアルミウイング、移動距離を抑えるマラブーフックなどがアクションに作用していると言われています。
正面から見てみると綺麗な丸になっているのがわかります。この円形のボディがクロールをさせやすく、ロールアクションを発生させやすくしているのでしょう!
実際にルアーを泳がせてみても、小さいルアーサイズながら強いロールアクションを出してくれるので、泳がせているだけで楽しくなってくる感じがあります。
ひゅうじ
ルアーのデザイン的にも綺麗!ルアーをコレクションする人の気持ちがわかる気がしますね!
比重の軽いアルミウイングが軽快なクロールをしてくれる
これは公式に解説されていることでありませんが、比重の軽いアルミウイングを搭載していることで、僅かなリトリーブでもクロールアクションを見せることが出来るようになっていると言われています。
比重の大きめのステンレスなどの羽根を搭載してしまうと、アクションが大振りになってしまいますが、比重の小さいアルミウイングを搭載することによって小振りのクロールアクションが可能になっているというわけです。
アルミウイングが超デッドスローアクションに貢献している反面、アルミウイングは柔らかくて壊れ安いというデメリットを持っています。大きなメリットにはデメリットがあるものなので、ダッジと一緒にスペアパーツを持っておくと安心です。
ひゅうじ
アルミウイングは柔らかいので、羽の開きや角度を直すのが比較的簡単です!
マラブーフックで移動距離を抑えてしっかりアピール!
レイドジャパンのカナモの解説によると、マラブーフックはバスにフックの存在を気づかせないためであるという解説がされています。
しかし、本当はマラブーフックを装備することで、ルアーの移動距離を抑えることが目的なんじゃないだろうか?と思っています。
フワフワで水を含みやすいマラブーフックを取り付けることで、ルアーを前に進みにくくさせ、少ない移動距離でハイピッチの『超デッドスローアクション』を可能にしているのでないかと推測しています。
ひゅうじ
マラブーフックの機能は置いておいたとしても、見た目が可愛くて好きです。
ダッジで釣りやすいのは影から飛びつける場所
ダッジはどこでも釣れるのか?というと、そうではありません。他のルアーと同じくストラクチャーの絡む場所で効果を発揮します。
僕の経験では以下の場所でダッジを使うと良い感じに釣ることができました!
- アシ際
- ブッシュ周り
- 倒木の周り
- リリーパッド際
僕が通っているフィールドは水門や流れ込みなどがない代わりに、アシ際やブッシュなど、バスが身を隠せそうな場所が多くあります。
そういったバスの隠れているストラクチャー・カバー周りで「超デッドスローアクション〜中速でのアクション」を行うことで、バスをキャッチすることができています!
しかし、フィールドによって反応はマチマチだと思うので、怪しい場所には投げてみて反応を伺ってみるべきです。
ひゅうじ
個人的にはアシ際から飛び出してくるバスを見るのが大好きです!たまらんです!
ダッジを投げるためのタックル選びは?
ダッジを投げるためには専用タックルが必要になる人も多いかもしれません。もしもロッドの適合ルアーウエイトから大きく外れたりしている場合は、新しくロッドを買う必要があります。
快適なキャスティングを求める人のために、レイドジャパンの解説動画で推奨しているタックルデータ参考に、ダッジを快適に操作するために買うべきタックルをまとめてみました。
ロッドはMH以上の物が推奨されている
外さないロッド選びというと「エクスプライド」ですね!エクスプライドはルアマガの「タックルオブザイヤー」で何度も選ばれているほか、Amazonや楽天などの通販サイトでも高評価が目立ちます!
僕はスピニングロッドでエクスプライドを使っていますが、軽いくて感度もよく、ファイト時の粘りのある感じが好きで気に入ってます。
ひゅうじ
ロッド選びで迷ったら『エクスプライド』!ロッド選びの定番中の定番ですよね!
ギア比は「6」程度を推奨
レイドジャパンのカナモの解説動画によるとギア比が「6」程度のリールが推奨されています。理由としてはできるだけダッジをゆっくりリトリーブして、バスにゆっくり、しつこくアクションを見せたいから。
巻物やハネモノなどの巻いて誘うルアーはローギアの方が、リトリーブスピードが安定するという話もあるので、ダッジ用にリールを買いたい人はローギアのリールを中心に探すといいかもしれません。
レイドジャパンが推奨しているわけではありませんが、2021年に新たに登場する「スコーピオンDC」はDC機であり、ギア比が「6.2」、ナイロンの16ポンドを100m巻くことができるので、ちょうどいいリールだと思います。
ひゅうじ
僕はアンタレスDCMDを使っています!ぶっちゃけハイギアでもいけますよ!
ラインはなんでもOK!16ポンドが目安!
ダッジのルアーパッケージ裏面の説明書によると。PEラインが推奨されていますが、実際には「PEでもナイロンでもフロロでも良い」ということが解説されています。
カナモの解説によると、PEが一番軽く、ルアーのアクションを妨げないとのことですが、ダッジはラインの重さ程度ではアクションは弱くならないようになっているとのこと。
個人的にはライントラブルが少ないナイロンラインがオススメですが、他に使うルアーに合わせてラインを選んでいきましょう!
ひゅうじ
ナイロンラインは頻繁に交換するので、徳用ラインを買うのが鉄則です!めちゃくちゃコスパ高いですよ!
まとめ:ルアーを信じて投げ続けよう!
ダッジはルアーとして非常に優秀なルアーです。超デッドスローのアクションが得意なだけでなく、デザイン的にも非常にかっこいいルアーです!
誰でも使いやすいし、アクションはいいし、デザインもかっこいいです。
他に必要なものがあるとすれば「ルアーを信じて投げる気持ち」のみ!
ダッジをこれでもか!というくらい投げ込んでいきましょう!どのくらい投げ込めばいいかというと「釣れるまで」です!
一度ダッジで釣るとなんとなくコツがわかってくると思うので、とにかく最初の一尾をとるまでは徹底的に、連日連夜ダッジを投げまくるのです!そうすれば、ダッジでたくさんのバスと出会うことができるはずです!